日野武道研究所の忘年会として始まったクリスマスパーティも、早いものでもう10年を迎えてしまいました。

当時20数年ぶりに叩いたドラムは、果てしなく硬いものでしたが面白いことに年に一度しかプレーしないのに、新たな感触が生まれてきました。
それはドラム云々のことではなく、武道、そして、人との関わりがより一層の深さをもたらせてくれたのだと思います。
音楽をしていた頃よりも遥かに深く音楽を感じ、それがこころを作り、武道にフィードバックし、そして音楽に、という非常に効率的な循環運動が出来るようになっていったのだと思います。
そういった意味でも、10年間続けられたことは非常に意義のあることでした。

ここ数年、ベースを手伝ってくれている岩田さんのベースアンプが今回大きなものに変わりました。
「あれっ、どうして大きいやん」
「どこかのドラムの音が大きいから負けてしまうから」
「へー、そんなドラムいてるんや」
「めっそういないんですけどね」
だそうです。
岩田さんの六弦ベースは、柔らかくうねりながら、力強いビートを刻んでくれました。

ボーカルがいないのが寂しいです。
そこで、来年は東京の生徒達にコーラスをさせることにしました。
以前、私達が取り組んだ「ホワイトクリスマス」です。

今年のドラムソロは「さくら さくら」をモチーフにやってみました。これは、私が還暦になる3年後、ドラムソロコンサートをやってやろうと思っているので、その稽古も兼ねていたのです。
残念だったのは、日本に里帰りしていたダンサーの安藤洋子さんが、日程を間違えて来れなかったことです。
「もしもし、先生5時のバスでそちらに向かいます」と電話がかかったのが、当日のリハーサル中。「あっそう、後3時間で始まるけど、5時のバスは何時の5時?」「えっ……」でした。
来年のコンサートには、たとえドイツに居ていても絶対に来る、といっていました。安藤さんには、ビデオで楽しんでもらいました。

10回やったクリスマスで、今回のパーティが一番の盛り上がりを見せました。10周年だからと、朝の早い漁師さんや、パン屋さん、小学生から生まれたての赤ちゃんまで来ていただいて、しかも、誰もが積極的に参加してくれ、本当に楽しい時間でした。少し前まで、必ず参加してくれていたフルバンドも、メンバーの確保が大変だそうです。そのバンドマスターも飛び入り参加するほど、熱いぱーてぃになりました。来年は、絶対に参加してよ、というと、今から声をかけておきます、と約束してくれました。「来年はこのコーラスしようか」気分は来年に飛んでいます!!

日野武道研究所の忘年会 1  2  3  4

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