12月10日、恒例のクリスマスパーティ。
数えて11回目、11年目のパーティになる。
前回、前々回とボーカル不在でおこなったが、今回はピアノの平野氏が演奏する店で時々歌っている小野あずみさんを迎えた。
東京の教室に来るダンサー達は、4声のコーラス「ホワイト・クリスマス」と、「ハッピー・デイ」を熱唱した。
思えば「ハッピー・デイ」は、3回目くらいから始めているが、今回のメンバーが一番良かった。
相当練習をしたのだろう。
安藤洋子さんが、帰国後パーティにかけつけた。
昨年は、曜日を間違え残念ながら参加出来なかったので、今回は一日前から入り準備も手伝ってくれた。
新宮方面の道路が深夜通行止めということがあり、全員でする合唱を取りやめ、かなり巻きでコンサートは始まった。怒濤の一年、という言葉があてはまる、時の激流だった。
昨年の暮れから、安藤さんが教室に参加し、今年の3月にはドイツのフォーサイス・カンパニーでのワークショップ。
帰国後、夏に横浜で10日間のワークショップ。
そして、この12月20日からのワークショップ。
それらの企画や準備で、全くドラムを触っていなかった。
おまけに数週間前に、肋骨付近の肉離れ。
スタミナがもつかな?
という不安の中でのコンサートだ。
昨年、お母さんの腕に抱かれていた赤ちゃんがよちよち歩き回っていた。
「去年、テーブルチャージを払うのを忘れていました。その代わり、今年は友達を連れてきましたよ」
子供達は一年で見違えるほど大きくなっていく。
お母さんやお父さん達とは「お互いに年をとりましたね」だ。
そんな言葉を使うようになるとは、夢にも思わなかった若かりし日々。
それが人生だと思うと、その年代、その年が面白く見える。
かつて、母が通った道、使った言葉を、今私が使っている、やがて息子も使うことになるのだろう。
「ハッピー・デイ」リハーサルは数回。
「大丈夫や、それで」
本番の日に慌てふためいても仕方がない。
でも、本番は本当に良いできでした。
常連のお客さんから、いつも以上の拍手が起こっていたのが手応えです。
今回、この曲は1/4音ほどピッチを上げました。
というのは、最低音がFの音で、とうていベースではない私たちには出さないからです。
昨年までは「こんなもん、お経やで」という感じでした。
小野あづみさんの歌はクリスマスにちなんだ曲ばかり。
彼女自身がクリスチャンのこともあり、「この曲はおごそかに」という指示。
「おごそか?それはむつかしいなぁ」
超スローの6/8の曲は、泣かす。
高い音域で伸びる歌声に皆酔いしれた。「ブルー・クリスマス」「ラ・フェスタ」他おなじみの曲に、平野氏がアレンジした古典の「テイク5」を4/4で。
このアレンジが秀逸。
その分難しい!本当に難しい、その分面白い!
演奏は順調に進み、ベースソロ。
岩田さんは6弦ベースを巧みに操り、どんどん面白い画を描いていく。
流れるようなメロディックなソロから、リズミックな演奏に。
突如ベース音が途切れた。
私もリズムを刻むのを止めた。
お客さんは「?????」
無音の中のインリズム。
そのテンションの中、様々なリズム遊びが混在する。
やがて一斉にテーマになだれ込む。
ジャズ的インプロに皆大喝采!!!
ステージの一番前には、子供達が正座をして!!アンコールの「テキーラ」から「ラ・バンバ」は、全員総出のダンスパーティ。
本部に来ている高田君の次男が突如中央に。
それがまたタイミング良く入ってきた。
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「さくら さくら」のモチーフによるドラムソロ。
指のスタミナの不安はあったが、「ええーい、いったれ!」
音は抜けすぎ!
ここに来て、体重移動がスティックに完成。
胸骨から足への連動も完成。
バスドラムの音が完全に抜けた!
おかげでドラムからは余韻が消えた。
音が一つずつ、一つずつ転んでいた。
その分、叩いている私には物足りない。
「もっとー!」と焦るが……。
コーダーに入り、エンディングの一発は岩田さんが渡してくれたクラッカー!
皆、フリーズしていた緊張を一挙に解す。2年後のドラムソロはいける。
一寸スタミナをつければいける。
60才のおっさんが、フリーのドラムソロをぶっ叩いてやる!