意識からからだを解放
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からだの自然な働き

これは筋肉の働き方の事です。ということは、全身はこの筋肉運動によって複雑な運動を作り出している、ということになります。
であれば、この筋肉は「伸びるから縮む」を意図的に作り出すことを「筋力アップトレーニング」だという事になります。
このトレーニングに必要な事は、「筋肉繊維の方向」です。その方向を間違えば、筋肉は太くはなりますが直接「運動とは関わりのない筋肉が出来る」事になり、逆に言えば、「身体が重くなったり、運動範囲が狭くなる」という事になります。
つまり、繊維の方向に沿って伸ばし切るというテンションを加えれば、自動的にその方向に縮むという事です。

 

手や足といった身体の末端に「力」が必要なスポーツは?末端の意識が表現そのものと密接に関わっているジャンルは?と考えれば、全てのスポーツ全ての表現形式に当てはまります。
どうして上半身の自由性と下半身や末端が関わっているのか疑問に思われる方が沢山いると思います。
では、下半身や手や足という末端は「身体」と繋がっていないのでしょうか?上半身の動きには体幹としての背骨が関わっているでしょう。背骨には身体にとって非常に重要な筋肉「腸骨筋と大腰筋」がくっついていますね。その筋肉をバランスよく稼働させれば末端や下半身に力が出るようになっているのです。

 

腹部を緩める

下半身の主な部位を占める足は、上半身が自由に働ければより自由性を持ちます。
なぜなら、上半身を自由に働かせるためには、身体の中で大きな筋肉の一つである腹直筋と広背筋を緩める必要があります。
この部位が緩んでいると、下半身はより多くの自由性を確保できる仕組みになっているのです。

 

 

からだは意識すると緊張する

身体の生理的な働きとして「意識された部位は緊張する」があります。
つまり、働かせたい筋肉を意識したり、特定の部位・特定の運動に対して意識の働きがあった時筋肉は緊張します。
それは、それぞれの体験を思い起して見れば理解できることです。
例えば、一般的な例で言えば「腕を伸ばそう」と思った時、腕に意識はもしくは注意がいっていますから腕は緊張し、思ったこと、つまり、「腕を伸ばそう」は実現できていませんが、自分では「腕を伸ばそう」と思ったことは事実ですから「腕は伸びた」という「気になっている(つもりになっている)」だけのものです。
ですから、その腕を伸ばそうが舞台表現であったり、結果を求められるスポーツ競技であれば致命的なものなのです。
なぜなら、「気になっている」だけのものですから、当然「表現されていない」し、スポーツ競技であれば、結果が出ないのですから。
ですから、身体を意識しなければならなくて、なおかつ、より自由な身体を維持したければ「骨格」の任意の場所(全体を統括的に働かせる部位)を意識すればよいのです。

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